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M/S MATRIX

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M/S MATRIXは、ステレオ(L,R)のオーディオ信号から、"MID"と"SIDE"のオーディオ信号に変換すると同時に、"MID"と"SIDE"のオーディオ信号をステレオ(L,R)のオーディオ信号に変換できる簡単で便利なモジュールです。

M/SとはMID/SIDEの略で、ステレオのL信号とR信号を加算した信号がMID信号になります。そして、L信号からR信号を減算(L信号に位相反転したR信号を加算)した信号がSIDE信号になります。こうすることで、MID信号にSIDE信号を加える量を調節し、センター定位のボーカルを際立たせたり、ステレオの拡がりを増すことが可能です。更に、その応用として、SIDE信号をハイパスフィルターに通し、SIDE信号の低域成分を除去してMID信号にミックスすれば、MID信号が位相ずれを起こさない完璧なステレオ音像が得られます。

このようなM/S処理はレコーディングやマスタリングで使われる一般的な手法ですが、

L/R→M/S変換では、

 MID=L+R

 SIDE=L-R=L+(-R)

M/S→L/R変換では、

 L=(MID+SIDE)/2

​ R=(MID-SIDE)/2=(MID+(-SIDE))/2

となることを利用して、ミキサーやアッテネーター、インバーターとしての使い方も可能です。

​各入力には、アッテネーターとして作用するノブが装備されています。

​⇒詳細はユーザーズ・マニュアルをご参照ください。

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