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OKTAVE

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OKTAVEには2つの機能が有ります。
1つは、CV信号によるシーケンスパターンやメロディフレーズを上下4オクターブまで1オクターブ単位でトランスポーズ(移調)する機能です。

もう1つは、1オクターブ単位でトランスポーズしたCV信号に対して、7半音(基音に対して5度)までのファインチューニング(高精度なチューニング)をする機能です。これらの機能は、ピッチ変更を自然な変化で素早く制御できるので、スタジオワークやステージパフォーマンスにも問題なく受け入れられるでしょう。(デジタル回路で構成された機器における同様の機能では、ピッチ変更の瞬間に音が不連続を起こしたり、音が途切れることが有ります)この振る舞いは、あなたのイマジネーションによって新たな活用法を見出せることでしょう。

また、OKTAVEは3つのハイ・インピーダンス入力、4つのロー・インピーダンス出力、1つのロー・インピーダンス反転出力を備えています。

この組み合わせは、4つまでのVCOを同時に使うことを意図されたもので、更に、DCオフセットが付加された3つまでのCV信号入力をミックスすることも意図されています。そして、MULTI IIのようなパッシブタイプのマルチプルモジュールを使って、より多くのVCOをシンプルに制御できるよう、内部にバッファー回路を備えています。

1オクターブ単位の変更は、高品質な9ポジションのロータリースイッチで操作します。

"1V/OCT"とパネルに印刷されているように、1オクターブあたり、1ボルトステップで変化します。(V/Oct方式を想定しています)
このロータリースイッチで、入力されたCV信号に対して-4Vから+4Vの間、1ボルトステップでオフセット電圧を印加/可変できます。

ロータリースイッチを中央の位置にした("0"の位置に指標がある)ときは、1オクターブ単位でのトランスポーズはされません。

3つの入力CV信号に対するファインチューニングは、"TUNE"つまみで変更します。

時計回りに回すとプラス方向、反時計回りだとマイナス方向へCV信号のオフセット電圧が変化します。

可変範囲は、プラス、マイナスともに7半音(5度)までです。

高精度なチューニングによって、音階からわずかに外れた音程を補正したり、それとは逆に、故意に音程をずらしてデチューン効果を狙ったりするような使い方も容易に可能です。
誤差の非常に小さいオフセット調整と正確で信用度の高いオクターブ・チューニングを確実にするために、OKTAVEには精度の高いパーツを採用した、温度変化による影響が少ない基準電圧回路を採用しています。

​⇒詳細はユーザーズ・マニュアルをご参照ください。

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